銀座哲学レクチャー第3回「ナンセンスとしての倫理」2017/1/30開催!

銀座哲学レクチャー第3回は、分析哲学の俊英、河田健太郎氏(武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員研究員)をお招きして「ナンセンスとしての倫理――言葉で尽くせない「何か」を考えるとは」と題してお話いただきます。ぜひご参加ください!

【要旨】

言葉では言い尽くせないけれども伝えたいと思うことが、ときにひとにはあるようにみえる。しかし、本当に言いえないものだとしたら、それは「言葉にならない何か」として存在するのだろうか。そして言おうとした中身が分かっていないとしたら、それは何を言おうとしていたことになるのだろうか。悪や善を行う人の意図が理解できないとき、わたしたちはそこに何か意図はあったと言っていいのだろうか。言葉の向こうには何もないと考えることがどういうことか考えてみたい。 

【講師紹介】 河田健太郎(かわだ・けんたろう)

1971年神奈川県生まれ。2005年東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得。現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員研究員。著作に「自己立法へのふたつのアプローチ」『「倫理」における「主体」の問題』(御茶ノ水書房、2013年)がある。 


【日時】2017年1月30日(月)18:30-20:00 (講義60分+ディスカッション30分) 

【会場】株式会社クリックネット銀座セミナールーム 

〒104-0061東京都中央区銀座3-11-18眞帆ビル3階  


参加費 1500円(含資料代)  定員20名(先着順) 

申込先 https://www.facebook.com/manabi.labo/ 


当日会場で『21世紀の哲学をひらく――現代思想の最前線への招待』(ミネルヴァ書房、2016年)の特別割引販売(¥3780→¥3000)を行います。 

0コメント

  • 1000 / 1000